01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
湯島天満宮の男坂を下りた先に佇む「美術茶房 篠」は、参拝や散策の合間に立ち寄りたくなるこぢんまりとした甘味処です。店内には絵画や器、工芸品などの美術品や小物が並び、静かで落ち着いた空気のなかで甘味やお茶を味わえます。
お品書きの柱となるのは、粒感のある餡を味わう田舎おしるこや、素朴なお餅の甘味です。おしるこには小さなお餅が入り、付け合わせの塩昆布などが甘みを心地よく引き締めてくれます。「ゆしまセット」を選べば、おしるこに抹茶を合わせたり、香ばしい醤油のいそべ巻きと組み合わせたりと、甘味と塩味の好対照をひとつの席で楽しめます。
甘味をしっかり味わいたいときは、きな粉をまとったあべ川餅といそべ巻きのセットや、歯応えのある寒天にもちもちの白玉を合わせたクリーム白玉あんみつも魅力的な選択肢です。飲み物もお抹茶や珈琲、甘酒から昆布茶まで揃い、甘いものの後に温かい一杯で一息つく時間に寄り添います。
席数は限られているものの、棚に並ぶ器や展示品を眺めながら過ごす時間はどこかのんびりとしています。天神石坂の階段を下りた後に、温かいお茶とお餅でひと休みしたいときに心強い寄り道処です。







